購入した車について

私が購入した車はホンダ社のN-BOXカスタム、グレードはLパッケージGターボです。

2015年6月頃に購入しました。

片道2km程度の距離にある職場までの通勤で毎日使用しています。スーパー等の日常的な買い物で週数回、ショッピングモール等への買い物やレジャー等に月3.4回使用しています。

購入の理由

私が過去に運転してきた車はスポーツカー・セダン・軽ワゴン車で、たまには違うタイプの車を運転してみたいという気持ちがありました。

今まで運転してきた車は、後部座席や収納スペースの狭さ、てアイポイントは低く視界が悪い、燃費も悪い、車の大きさといったデメリットがあり、今回はこの点を重視して熟考しました。

まず最初に意識したのは後部座席や収納スペースです。スポーツカーは後部座席なんて手荷物置き場程度にしか役には立ちません。

運転手は私ですから、助手席に彼女を乗せるだけで一杯です。三人以上でドライブするとなると、一人は後部座席で窮屈な思いをするしかないんですよね。

近距離ならいいですが、長距離ドライブなんてとても無理です。セダンと軽ワゴン車もスポーツカーほど狭くはないですが、特別広いというわけではありません。

選択肢がないなら~と選ぶかもしれませんが、他に目ぼしいものはないかと探しました。

次に意識したのはアイポイントです。アイポイントというのは目線の高さのことで、高いほど運転はしやすくなります。目線が高いと前走者で視界を防がれませんし、動労状況を把握しやすくなのでスムーズな運転が可能になります。

スポーツカーのアイポイントは低く、その癖車幅は1.9m近くもあったので運転はとても苦労しました。

セダンや軽ワゴンもスポーツカーほど苦労はしませんでしたが、アイポイントは高い方ではありません。

前走車がトラックなら視界を防がれるのは仕方ないとして、RV車やミニバン、軽ハイトワゴンや軽ワゴンにすら視界を防がれます。

この点からスポーツカー・セダン・軽ワゴンは避けたいと考えました。次に気にしたのは燃費や維持費、車両価格等の金銭面です。

スポーツカーならハイオクガソリンで5km/L、酷い車は3km/Lという事もありました。

セダンでもハイオクガソリンで7km/L程度。軽ワゴンならレギュラーガソリンでも14km/Lと軽ワゴンはかなり良かったんですよね。

ということでスポーツカーとセダンはここでもいい所なし。軽ワゴンは及第点。ただ燃費だけを考えるならハイブリッド車は優れものです。

しかし燃費は向上するものの、その分車両本体価格が高くなってます。車種名は控えますが、大体20万km走行して購入価格の差額の元を取れるかどうかなんですよね。

車は10万kmで乗り潰した・・というのが一つの目安になってる昨今、20万km走るなんて現実的ではありません。大体年間1万km走る人でも元を取るのに20年かかります。

これではせっかくの燃費の良さもプラスにはなりません。ということでハイブリッド車はすべてNG。

そして車の大きさも考慮しました。ミニバン等は乗車定員が多く、それをそのまま収納スペースに使うことも可能。アイポイントは高く運転しやすい・・ものの、どれもデカイんですよね。

私の職場までは片道2km程度なんですが、途中1.9m制限の橋を渡るようにしてます。

プロ級の車両感覚の持ち主なら車幅ギリギリでも通行出来るでしょう。しかしミニバンだと小さめのものでも車幅は1.7m以上あります。

無理すれば通れないことはないですが、毎朝の通勤でそんなギリギリな走行をしたくはありません。

軽の車幅は1.5m程度ですし、軽なら簡単に通れます(軽を運転してる人でも通行を避ける人は沢山いますけどね)。

上記の点から、スポーツカー・セダン・ハイブリッド・ミニバンはNG。軽ワゴン車も今まで運転してきた車で新鮮味はありません。

なら今流行りの軽ハイトワゴンなら丁度いいんじゃないか?と考え、ホンダN-BOXカスタムLパッケージGターボとなりました。

比較した車は同タイプの軽ハイトワゴンで、ダイハツ・タント、ダイハツ・ウェイク、スズキ・スペーシアです。ダイハツ・ウェイクは、私がもう少し若ければアリでしたね。

ただ現在40歳オーバーの私が乗るにはちょっとキツイかな・・と避けました。ダイハツ・タントは軽ハイトワゴンの火付け役的存在ですし、軽には定評のあるダイハツで信頼性もあります。

ただタントは外見が女性向けなんですよね。丸みを帯びた柔らかいフォルムは好きなんですけど、こちらも外見的に40歳オーバーの中年オジサンにはキツイかな・・と。

スズキも信頼性という点なら負けてません。個人的には以前乗っていたスズキ・ワゴンRが良すぎたので軽なら一番だと感じてるほどです。

外見も他競合車と違い、どちらかというと男性向けのデザイン。値段も競合車と比較では最もリーズナブル。スペーシアにするか、N-BOXするかは本当に迷いました。

この決着を付けたのは、人気度の違いです。若い頃は人気があっても街中でよく見かける車には個性がない!と感じたものです。

しかし車の運転経験豊富な今は考えが正反対。車が多いとそれだけ色んなカー用品や部品を安く購入出来るんです。

例えばカーマットを購入する場合、台数の多いN-BOXならN-BOX専用のものが販売されています。オーダーメイドでもないのにピッタリサイズ。

しかしスペーシアにはそんな物は販売されていません。タントならN-BOX同様、タント専用のカー用品を販売されてますが、タントは外見でNGですし。結果、N-BOXを購入する事となりました。

気に入っている点

ターボによる加速性能の良さ、アイポイントの高さによる運転のしやすさ、車の小ささの三点を気に入ってます。

購入前にノーマル車とターボ車、どちらも試乗しました。

その時、ノーマル車はすごく遅かったんです。逆にターボ有だと、スイスイ運転出来ましたし、この点を重視してターボモデルを購入しました。

おかげで軽自動車なのに加速にもたつきを感じず、快適に運転出来てます。次にアイポイントの高さです。

他の軽ハイトワゴンよりも若干アイポイントは高く、かなり運転しやすいと感じてます。スポーツカー・セダン・軽ワゴンならまったく気になりません。

そして車の小ささもいいです。私が気にしていた車幅1.9m制限のある橋もラクラク通過出来ます。ここを通過するとしないとでは5分以上のタイム差が出ます。

55分が50分ににある程度なら差は少ないでしょうが、私の場合10分が5分へと短縮出来ます。つまり通勤時間が半分となるので、ほんと大助かりです。

いまいちな点・改善して欲しい点

アイドリングストップ機能on/offの初期設定を変えたいですね。これはN-BOX以外のアイドリングストップ機能付の車にも言えることだと思います。

アイドリングストップを使用すると、燃費は悪くなるし運転はしずらいしとマイナスだらけ。環境にはエコかもしれませんが、お財布には非エコなんです。

ちなみに同じような運転状況で比較すると、アイドリングストップ有=平均燃費15km/L、アイドリングストップ無=平均燃費17km/Lです。

たった2kmじゃないか・・と感じる方もいるでしょうが、これって1割なんですよね。つまり一ヶ月のガソリン代が1万円の方なら年間12万円かかってる計算です。

この1割となると、月1000円、1年なら1万2千円。しかもアイドリングストップ機能つきの車だと、専用バッテリーはノーマル車の倍ぐらいの値段なんですよね。

お財布にはエコじゃないんです。しかも快適な運転も出来ません。ブレーキを離してからエンジン始動する為、車が走り出すまで1秒程度のタイムラグが発生します。

たった1秒と感じる方もいますが、これって実は相当です。周囲の車と同じように走行するには、それだけ強めにアクセルを踏まなくてはなりません。

当然スムーズな加速ではなくなりますし、これが燃費にも悪影響を及ぼすんですよね。しかも信号待ち等で停車する度にエンジンの再起動を繰り返すということは、相当な負担をエンジンに強いてるはずです。

一応アイドリングストップon/offはボタンを押せば切り替えられますが、毎回切り替えなくてはなりません。正直面倒です。

せめてディーラー等でエンジン始動時の初期設定をアイドリングストップonにするかoffにするかぐらいはして欲しいものです。

この程度の改善ならすぐ出来るでしょうし、何故しないのか甚だ疑問です。

次に購入したい車

現時点では、今回N-BOXとの競合に敗れたスペーシア購入を考えてます。

理由となるのは車両本体の軽さ(燃費向上と加速性能の高さ)、本体価格、デザイン、ラゲッジルームのフラット感の5点です。

車の加速でネックとなるのは本体重量の重さです。N-BOXカスタムターボとスペーシアターボ、両者はどちらも64馬力です。

というか軽ハイトワゴンの他競合車もターボなら64馬力と足踏みを揃えています。なら加速性能はどれも同じじゃ?と感じる方もいるでしょうが、それは重量も同じならの話。

車両重量はタントなら970kg、N-BOXは950kg、スペーシアは840kgと大きく差が開いています。100kg以上の差となると相当ありますし、これは大きく加速に影響します。

しかも燃費も段違い。購入前に車両重量まで気に掛けていたら・・と悔やまれます。さらにスペーシア本体価格はタントやN-BOXより安いと至れり尽くせり。

デザインも現在のモデルはスーツを意識したもので、男性が乗っても違和感はありません。

そして購入時のデメリットともなっていた後部座席のアレンジメントが現在は良くなっています。

確かN-BOX購入時のスペーシアは後部座席をフルフラットに出来なかったと記憶してます。

しかし現在はフルフラットに出来、後部座席と荷台スペースを有効活用出来るようになってます。

こういった点から買い換えるならスズキ・スペーシアだと考えてます。

スポンサーリンク